消費行動に関する調査–ネットの普及で衝動買いはなくなる!?

Filed Under (マーケティング) by 山本孝之 on 28-05-2008

消費行動に関する調査–ネットの普及で衝動買いはなくなる!?

インターネット調査会社のメディアインタラクティブと共同調査のもと、消費行動に関する調査を実施した。
今回の調査対象者は16歳~59歳までの男女500人。
性年代別で50人ずつの均等割付けを行った。

≪調査結果サマリー≫

  • ユーザーの消費パターン、【価格派】が20%、【こだわり派】は17%、残りの60%は【使い分ける派】
  • 女性は男性に比べ、商品によって消費パターンを使い分ける傾向が強い
  • 消費者が重視するのは、1位:「価格」、2位」「機能性」、3位:「デザイン」
  • 2.3年前に比べ、衝動買いをする消費者は約15ポイント減少
  • 女性は男性に比べ、衝動買いをする傾向が強い


Q1では、買い物をする時に取る行動パターンについて、【価格派】なのか、それとも【こだわり派】なのかを尋ねた。
その結果、「とにかく安く経済的なものを購入する」と回答したユーザーは21.8%「多少値段が高くてもこだわりのあるものを購入する」が17.0%となり、【価格派】が【こだわり派】を上回る結果となった。

ただし、「商品によって全く異なる」と回答したユーザーは半数を上回る61.0%となり、どちらのタイプにも属さないユーザーが圧倒的に多いことがわかった。

ユーザーニーズの多様化、そして原材料高による商品価格の高騰などが、消費者の行動パターンに変化を与えているのではないと考えられる。
また、この結果を男女別に分析すると、男性は女性に比べ「多少値段が高くてもこだわりのあるものを購入する」と回答した割合が15.6ポイントも高く、逆に女性は「商品によって全く異なる」と回答した割合が14.8ポイント高くなっている。

上記結果には、男女で購入する総アイテム数などにも違いがある可能性があり、一概に比較をすることは出来ないが、傾向としては男性に比べ女性の方が賢く消費を行っていると言えるのではないだろうか。
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Q2では、価格や機能性など8つの項目について、消費行動を取る上で重視する順位を尋ね、その結果を1位9ポイント~9位1ポイントで換算した。
その結果、「価格」のポイントが3869pで最も高く、次いで僅差の3842pで「機能性」が続いている。3番手以降は若干差が開くが、「デザイン」の3273p、そして「信頼性」の3217pが続く結果となった。

その他の回答としては、「インスピレーション」や「自分に合うものかどうか」などが見受けられ、自分の感性で消費を行っているユーザーが存在していることがわかった。
また、「国内産かどうか」といった回答も寄せられ、近年、複数の食品偽造問題があったことなども影響していることを伺わせた。

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Q3では、衝動買いの頻度について、2・3年前と現在で尋ねた。
その結果、【2・3年前】では『衝動買いをする』(「頻繁にした」と「たまにした」の合計)と回答したユーザーは半数を超える60.8%であるのに対し、【現在】は45.0%と約15ポイント減少していることがわかった。

物価高による消費意欲の低下が上記結果に表れていると考えられるが、それだけでなくインターネットの誕生と普及がユーザーの消費行動を大きく変化させ、結果として衝動買いをするユーザーの割合が減少したのではないかと考えられる。

男女別に見ると女性の方が衝動買いをする割合が高く、その傾向は2・3年前と現在で変わりはない。ただし、『衝 動買いをする』(「頻繁にした」と「たまにした」の合計)と回答したユーザーは男性が14.0ポイント減少しているのに対し、女性は17.2ポイント減少 しており、若干ではあるが男女における衝動買い率の差は縮小している。
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調査対象者 :16歳~59歳の男女(性年代の均等割付け)
サンプル数  :500
調査期間   :2008年5月9日~2008年5月12日
調査方法   :インターネットリサーチ
調査機関   :株式会社メディアインタラクティブ

インターネット上での情報収集に関する調査–男女で異なるインターネット上での情報収集方法

Filed Under (マーケティング) by 山本孝之 on 28-05-2008

【自主リサーチ調査結果】インターネット上での情報収集に関する調査–男女で異なるインターネット上での情報収集方法インターネット調査会社のメディアインタラクティブと共同調査のもと、インターネット上での情報収集に関する調査を実施した。

今回の調査対象者は16歳~59歳までの男女500人。
性年代別で50人ずつの均等割付けを行った。

≪調査結果サマリー≫

* 約95%のユーザーが、商品購入の前にインターネットで情報収集を行う

* 具体的な情報収集方法では、「検索サイト」が90%弱で最も多く、次いで「比較サイト」の60%が続く

* 男女別に見ると、男性は「比較サイト」女性は「口コミ情報サイト」や「サンプル・トライアル商品」を利用する傾向が強い

* 全ての情報収集における利用頻度が高まってきており、ネットを使った情報収集がさらに浸透してきている

Q1では、商品を購入する前にインターネットを利用して情報収集をしたことがあるかを尋ねた。
その結果、94.4%のユーザーが「利用したことがある」と回答し、殆ど全てのユーザーがインターネットを使った情報収集を行っていることがわかった。

この結果を男女別に見ると、男性の利用経験率は94.8%、女性は94.0%となり、男女間における差異は殆どないことが伺える。
ただし、年代別では男性は年齢が上がるにつれ利用経験率が高くなり、逆に女性は10代20代の数値が最も高く、年齢が上がるにつれ利用率が下がる傾向にあることがわかった。
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Q2では、Q1で情報収集を行ったことがあると回答した472人に対して、どのように情報収集を
行ったかを尋ねた。
その結果、「検索サイトを利用する」と回答したユーザーが89.6%で最も多く、次いで「比較サイトを利用する」の59.3%、そして「口コミ情報サイトを利用する」の46.2%が続く結果となった。
また、回答率はあまり高くはないものの「サンプル・トライアル商品を利用する」ユーザーも21.4%存在している。

この結果を男女別にみると、男性は「比較サイトを利用する」と回答したユーザーが女性に比べ10.6ポイント高く、逆に女性は、「口コミ情報サイトを利用する」が13.1ポイント、「サンプル・トライアル商品を利用する」に関しては27.7ポイントも上回っていることがわかる。

最近では、「AIDMA」や「AISAS」に加え、商品購入における消費行動パターンを表すものとして「AICEAS」が用いられようになってきた。 AICEASとは、Attention(注意)→ Interest(関心)→Comparison(比較)→Examination(検討)→Action(購買)→Share(情報共有)という過程を指すものだが、その特徴は比較だけでなく”検討”をする点にある。

最近では、2007年7月に青山にオープンした「サンプル・ラボ」だけでなく、「サンプル百貨店」など、同様のサービスが多く誕生してきている。

今後は女性だけでなく男性においても、サンプルやトライアル商品を利用し「検討」するユーザーが増えてくるのではないだろうか。

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Q3では、Q2で利用していると回答したサービスの利用状況を尋ねた。
その結果、『利用が増えた(「非常に増えた」と「多少増えた」)の合計』というユーザーは「口コミ情報サイト」で最も多く94.9%。次いで、「比較サイト」で93.9%、そして「検索サイト」が92.5%で続く結果となった。

この結果についても男女別に分析すると、女性は男性に比べ「口コミ情報サイト」や「サンプル・トライアルを利用する」の利用が非常に増えたと回答する割合が高いことがわかる。
また、全体的にも女性の方が「非常に増えた」という回答したユーザーの割合が高く、非常にアクティブなユーザーであるということが出来るのではないだろうか。
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調査対象者 :16歳~59歳の男女(性年代の均等割付け)
サンプル数  :500
調査期間   :2008年5月9日~2008年5月12日
調査方法   :インターネットリサーチ
調査機関   :株式会社メディアインタラクティブ